防災備蓄収納の考え方と心構え
本日もお越しくださいましてありがとうございます。
能登半島地震の被害に遭われた方には
心よりお見舞い申し上げます。
この度の災害は
元旦だったことで
あまり家族がバラバラにならずに
ご自宅で過ごされていた方が
多かったのではないでしょうか。
普通に通勤、通学していたら
家族がバラバラの状態で
不安な夜を明かしていたかも知れません。
家族が一緒にいられることで
混乱せずに過ごせている方も
多いかと存じます。
とはいえ
海岸近くにお住まいの方は
地震と津波だけでなく
地盤の液状化など
直接、
住まいにダメージがある天災は
当事者のみならず
報道番組を見た方も
心を痛めてしまいますね。
正月休みで
帰省されている方も多かったとは言え
水や食料は
被災していない地域からの
支援を前提に備蓄しているので
輸送経路がなくなれば
不足することは非を見るより明らかです。
まさに
今、底力を試されているのは
被災地の方々より
被災していない地域の人々となります。
私も12年前の東日本震災では
地震と津波によって
心の故郷と伯母を亡くしましたが
地震から4 日が経過し安否を気遣う中
生き残った従姉妹の声を電話で聞いた時に
思わず口から出た言葉が
「生きてて良かった」
「命があって良かった」でした。
例えどんな状態でも
たくさんのモノを失っても
生きてて良かった
あって良かった
と思えるかどうかが
その後の生き方を作っているように思います。
また
最後まで自分の手元に残ったものが
これまで自分が大切にしてきたもの
なのだそうです。
どんな災害に遭っても
自分の手元に残っているものを
大切にして頂きたいのです。
こんな言い方をすると
反感を買ってしまいそうですが
ご家族を亡くして
ご自身だけが生き残ったとしても
『良かった』んだということを
正しく受け止めてください。
1人の人間の力では
地震や津波をどうすることも出来ない
それでも私たちの誰もが
災害がいつ起きるともわからない地球で
文明を発展させながら
次の世代に恩送りしてきた
人間という素晴らしい生物の一員なのです。
では
万が一に備える防災備蓄について
この機会にもう一度お伝えします。
はじめに
防災用品は最初から
パーソナルな個々の防災袋と
家族用の備蓄品は別に考えてください。
パーソナルなモノには
乳児用の粉ミルクや紙おむつといった
年齢的に必要なモノや
アレルギーや持病などのために
生命維持で必要なモノが含まれます。
小さなお子さまの防災袋には
本人の名前だけでなく
親の名前と連絡番号を記入した
カードを付けておくと
親と離れた場所で救助された場合でも
連絡してもらえます。
またそのカードに
持病やアレルギーについて
記載しておくのもお忘れなく。
置く場所については
寝室やリビングのように
持ち主が1番長く過ごす部屋が良い
と言われています。
寝室に置く際には
寝ている間にも災害が起きることを踏まえて
玄関を通らなくても外に出られるよう
キチンと底のあるスリッパや履き物も
一緒に置くようにしましょう。
築年数の長い木造住宅では
トイレの周りに柱が多かったため
防災用品を備蓄するのはトイレの近く
と言われていましたが
最近の木造住宅は
建築工事の合理化で建築方法も変わっているため
玄関に柱が多く使われています。
玄関は家族のモノが集中する場所なので
防災用品を置くスペースを確保するのは困難ですが
玄関近くの部屋には押入れなどの
造り付け収納が備わっている事が多いので
家族で使う防災用品はそこに納めると良いでしょう。
防災用品と一言で言いますが
水だけをとっても
飲用と衛生などの生活分を合わせ
1人1日4リットルを7日分用意しましょう
と言われているので
2リットルのペットボトルに換算して
1人分が14本
4人家族だと56本という量になりますから
災害が起きると多くの避難所で
『水が足りない』というのも頷けますね。
その他にも
トイレットペーパーなどの紙類や
タオルなどの布類といった
避難生活に限らず必要なモノは
必要な量をすぐ使える状態にして
収納しておきましょう。
また
一箇所に収納できなかった防災用品や
消費期限がありローリングストックで
備蓄しているモノについては
どこに何が置いてあるのかを
一覧表や間取り図に書き込んでおいて
メインの防災用品と一緒に置くことで
管理がしやすくなり家族の誰もが
いざという時に見つけやすくなります。
防災用品の収納で土台となる考え方は
整理収納と同様『自己管理』です。
自分や家族に必要なモノが必要な分量
定位置に“ある“という認識を
家族で共有できている事が重要です。
キャンプ用品やアウトドア用品は
「これは災害時にも使う」ということを
家族で話し合って
正しい使い方と後始末の方法を
子供たちにも教えておくと
いざという時に力になってくれます。
『ある』ことを正しく判断して
出来ることをしておく
これは防災に限ったことではありません。
万が一の災害時に
アレがない、コレもない
普段からちゃんとしておけば良かった
と言うのでは後悔しか残りません。
家族にも何かしてもらったら
「ありがとう」と言っているか?
当たり前として見過ごしている
住まいや仕事や
食べ物、着るものに感謝して
大切に扱っているかどうか?
家でできていないことは外でもできません。
つまり
避難所のような場所では
配慮が足りないように見えるということです。
何気ない日常の中にこそ
何が起きても困らないための
考え方や心構えを育む機会があります。
おめでたいはずの元旦でしたが
災害を通して私たちは
日常の暮らし方を
問われているのかも知れません。
本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
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