かたづけが苦手と思い込んでいる人の特徴と気持ちの整理方法
年度代りで新生活が始まってから
早くも3週間が経ちました。
最初の忙しさも落ち着き、
新しい生活に慣れてきた頃ではないでしょうか?
この時期になると、改めて気持ちを引き締め、
自分の目標や理想に向かって進んでいくことが重要です。
住まいの整理整頓もその一つです。
整理された空間は、
心を落ち着かせ、集中力を高めてくれます。
今回は整理が苦手と思い込んでいる人が
初心のモチベーションを下げないための、
気持ちの整理をベースにした片付け方法についてお伝えします。
片付けが苦手な人の特徴として、
損をしたくないという考え方があります。
これは、
将来に役立つ可能性があると感じるものを
手放すことを避けるためです。
しかし、
物理的な整理を行う前に、
まずは気持ちの整理をすることが重要です。
心の整理を先にすることで、
リバウンド効果を防ぐことができます。
心の整理とは、感情と思考の整理を指します。
なぜモノに執着するのか?
失うことを恐れるのか?
を理解し、対処することで、
モノを持ち続けるか手放すかの判断がしやすくなります。
そして自分の感情について
何を恐れて行動してしまうのかを知っておくことで
感情をコントロールし
リバウンドを防ぐことができるのです。
大切なお金を払って手に入れたモノを
使い切ったと思えない内に捨てることは、
物理的なものだけでなく、
感情的な喪失とも関連しています。
しかし、あらかじめ感情をコントロールし、
喪失感に備えることで、
リバウンド効果を防ぐことができます。
自分の中にある
モノを手放すことに対する恐怖や不快感が
どんなネガティブなイメージと結びついているか
感情的な評価を加えずに認識しましょう。
そうすることで、この恐怖や不快感が、
実際にはそうならないかもしれない
イメージだということに気付き
そのイメージに負けて行動してしまう
という現実を客観的に捉えることができます。
もちろん防災においては
恐怖や不快感に備えるのは大切なことです。
しかし暮らしに使う全てのモノに
その考え方を当てはめるのは
おかしいと思いませんか?
頭ではわかっていても
災害時と日常は分けて考える意識を持たないと
災害という恐怖のイメージに
行動は負けてしまうのです。
感情へのアプローチを取ることで、
より健全なモノとの関係を築くことができます。
また一例として
モノを譲る、寄付するという視点を持つと
他者に役立ち喜びを提供することができる
というイメージを持つことができます。
イメージが行動に影響すると解れば
不必要なものを手放すことに対する
恐怖や不快感の正体を知り、受け容れることが
自分責めの予防となるだけでなく
本当に必要で使うモノを感謝の気持ちで大切に扱い
それを選んだ自分を肯定することで
自分自身を大切にすることができます。
整理整頓は物理的な作業だけではありません。
感情や思考の整理も含まれる実践です。
心の整理を優先することで物との関係を改善し、
リバウンドやクラッターのサイクルから
解放されることができます。
整理整頓が苦手かどうかではなく、
自分のモノに対する感情を理解し、
自分のモノを自分で管理する意識が重要です。
そうすることが自分を大切にする行動となり、
本当の意味で整理整頓ができたと言えるでしょう。
「損をしたくない」という考え方以外にも、
失敗を避けたいという気持ちや、
自分に対する過度の期待が挙げられます。
このような特徴に対しても、
気持ちの整理を先に行うことが
リバウンドを避けるための鍵となります。
失敗を避けたいという気持ちは、
物を整理する際に選択を迷う原因の一つです。
これには、完璧主義的な考え方を棄てて、
改善を重ねて良くするという
マインドセットを持つことが大切です。
人生と同じで失敗を恐れずに、
少しずつでも進めることが重要なのです。
例え失敗したとしてもそれを学びの機会と捉え、
次回に活かすことができるでしょう。
自分に期待しすぎているという特徴は、
片付けの達成度に対して過度のプレッシャーや
ストレスを感じる原因となります。
自分自身に対して優しくなり、
小さな進歩や成果を認めることが大切です。
また、片付けのプロに協力してもらうことや
家族からのサポートを受けることも有効です。
一人で全てをやろうとせず、
周りの人々と協力して取り組むことで、
負担を減らすことができます。
何度も書きますが
片付けが苦手な人へのアドバイスとして、
気持ちの整理を先に行うことが重要です。
損をしたくないという思考パターンを変え、
モノを手放すことのメリットに注目しましょう。
失敗を恐れずに少しずつ進めるマインドセットを持ち、
自分自身に対して優しくなりましょう。
また、
周りの人々からのサポートや協力を受けることも忘れずに。
これらのアプローチを取ることで、
片付けのリバウンドを避けることができるでしょう。
最後に、
片付けは個人のペースや状況によって異なるものです。
自分に合った方法やスタイルを見つけることが大切です。
自分自身と向き合いながら、
少しずつ進んでいけるようにしてください。
何時でも応援しています!
本日も最後まで
お付き合いいただきありがとうございました。
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