片付かないのは刷り込みのせい
梅雨明けが待ち遠しいこの頃、
本日もお越し頂きましてありがとうございます。
不定期更新にて失礼いたします。
実はわたくし
整理収納アドバイザーとして
「シニアと親子のお片付け窓口」を
営みながら
社会貢献活動として
生活の困り事を解消する
知恵と人の和を目的とした
ちえの和「ほほえみ」という
市民協力団体の活動も
しております。
行政書士で
ファイナンシャルプランナー
でもある菊地元美先生が
相続などのお金にまつわる
ミニセミナーと
個人相談を担当し
私が
住まいに滞るモノを中心とした
片付けのミニセミナーと
個人相談を担当しています。
実際、70代以上の方から
お問合せを頂く事が多く
少人数で三密を避けながら
座談会を開催しています。
※詳しい活動内容は
「広報もばら」又は
情報誌「シティライフ」
WEBでは
ちえの和「ほほえみ」の
フェイスブック上で
ご紹介しています。
そんなミニセミナーを重ねる中で
気が付いた事があります。
私たちは生きてきた中で
たくさんの思い込みを
刷り込まれているということ。
整理収納のセオリーは
「使わないモノ」を取除き
適正量にした上で
「使うモノ」を使う場所や
人の動きに合った動線や
使用頻度を考えて
出し入れしやすいように収める
という話しをするのですが、
その手前に
それぞれの思い込みがある事で
話しが伝わりにくくなっています。
例えば
「クローゼット整理」ならば
一旦、
クローゼットの中の衣類を
全部出して
これからも使うモノ
もう処分して良いモノ
「保留」としてい直すモノ
に分けて、使わないモノを
処分します。
この「保留」するモノの中には
思い出の品や
クローゼット以外の場所に
移動するモノが含まれています。
そうすると
思い出として取って置く服は
クローゼットに戻したくなる
かもしれませんが
思い出の品は思い出ボックスなど
別の場所へ移動する事になります。
つまり
洋服ならばクローゼットにしまう
食器ならば食器棚にしまう
など
〇〇ならば△△にしまう
というように
習慣で刷り込まれているのです。
なので放っておくと
使わないモノに紛れて
必要なモノが見つけにくい
↓
見つからない
↓
探し物時間が長くなる
のように悪循環になっています。
整理収納には手順があり
【整理】必要なモノを選び
↓
【収納】使いやすい場所に収め
↓
【片付け】使ったらしまう
↓
【整頓】見た目を整える
↓
【清掃】汚れたらそうじする
をいう作業の下に
そもそもの【環境】として
スッキリキレイは気持ちいい
という刷り込みがないと
片付けたいと思わない
というのと同じように
次の段階として
〇〇ならば△△にしまう
の前に
使わないモノは
使うモノをしまう場所に
入れない。
戻さない。
洋服ならばクローゼット
食器ならば食器棚
という様に習慣で無意識にせず
洋服ならば
これからも着るモノはクローゼット
もう着ないモノは処分
食器ならば
これからも使うモノは食器棚
もう使わないモノは処分
片付ける際の習慣として
これからも「使う」か
「使わない」かという
ちょっとした意識を
前に置いてみましょう。
ちゃんとした時間を作って
覚悟を決めて一気に整理する
というのも大切ですが
日々の生活でも
できる整理はありますし
まとまった時間や
作業に掛かる労力も
小出しで済みます。
まとまった時間を取るのが難しい人
一気に作業を進めるための
体力に自信がない人
自分に刷り込まれた
「ねばならぬ」思い込みを手放し
新しい習慣を身に付けることで
手に入る暮らしがあります。
本日も最後までお付き合いいただきまして
ありがとうございました。
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